こんにちは。たなか(@tanaka_ricecake)です。
毎日ブログを更新しようと思うのですが、書くのが遅くて困っています。
今回はブログを速く書く方法について考えてみたので、アウトプットしつつまとめていきます。
もくじ
忙しい人のためのまとめ
先に結論を箇条書きします。以下です。
・50%完成したらもう公開しましょう
・反応を受けながらリライトしましょう
・そういった作り方(アジャイル)にブログは適しています
上記を行えばブログ記事を書く速度が2倍 になるはずです。
本文ではそれぞれについて具体的に解説していきます。
アジャイル開発とは
アジャイル開発は、IT業界で用いられるシステム開発手法の一つです。
ITエンジニアでない読者の方も多いと思うので簡単に言うと、
『作りながら考える』
という手法です。
アジャイルについての詳細とメリット
『作りながら考える』というアジャイル開発について、もう少し深掘りします。
ざっくり言うとアジャイル開発の多くは以下の流れで行います。
大事なのは5番で、何回か繰り返しながら最終的な形を目指す ということです。
こういった開発スタイルを採用することで、以下のようなメリットがあります。
・出来上がった物を実際に見て判断できる
・反応を伺いながら作戦を練れる
・途中から軌道修正や方針転換などの変化に強い
このようなアジャイル開発手法をブログに落とし込むことで、記事を書くスピードを格段に高速化していきます。
アジャイル開発でブログを書くスピードを2倍にする
システム開発で用いられるアジャイル開発手法。
これをブログに落とし込む方法について解説します。
50%完成したらもう公開しましょう
全体をざっくりと執筆していき、半分程度かけたらもう公開してしまいましょう。
理由としては以下です。
ブログ記事に100%の完成はないから
『良質な記事』は世の中たくさんあるかと思いますが、『完全な記事』はありません。
ブログも創作物の枠を超えないからです。
“完璧な建物”や、”完璧な絵画”といったものは存在しません。
しかし建築や絵画などと違って、ブログはリライトが容易です。
書いて => コメントもらって => そのコメントに反応しつつ追記する
ブログはそういった作り方と、非常に親和性が高いと思います。
生産ハードルが下がって量産できるから
世の中に出すと思うと、どうしてもそれなりのクオリティを保ちたくなります。
誰でもヘタクソだと思われたくないですもんね。
有名な『徒然草』の一説に以下のようなものがあります。 わかりやすいよう現代語訳版を引用しました。
<現代語訳>
これから芸を身につけようとする人が、「下手くそなうちは、人に見られたら恥だ。人知れず猛特訓して上達してから芸を披露するのが格好良い」などと、よく勘違いしがちだ。こんな事を言う人が芸を身につけた例しは何一つとしてない。
引用元はこちら
わたしを含むブログ初心者なんて、ヘタクソで当たり前なのです。
グズグズ温めていないで、さっさと生き恥を晒しちゃいましょう(!)
開き直って人に見てもらえば、フィードバックを受けてアジャイルのサイクルに入れるので、素早くクオリティが上がるはずです。
とにかく早く反応がもらえるから
上記にもつながりますが、早く公開すればそれだけ早く反応があります。
もらえる反応には2種類あると思っています。
・読者からの反応
・Googleの反応
読者からの反応
コメントやRT/いいねなど、実際の読者からもらえる反応です。
キツイこと言われるかもしれませんが、言うなれば「お客様の声」なので柔軟に記事に落とし込めば質が高まります。
Googleからの反応
アナリティクスなどから見れるデータの反応です。
コメントがなくとも閲覧数が多かったり、検索流入の対象になっていればその記事の需要が把握できたりします。
それを物差しに記事を見直してみると、得られる学びがあるはずです。
反応を受けながらリライトしましょう
「お、この記事読まれてるなー」というのはGoogleアナリティクスなどで簡単に確認できます。
自分ではそれほど力を入れていない記事も、意外なビュー数を獲得できていたりします。
当ブログの具体例で話すと以下の記事があります。
(プログラミング記事で恐縮ですが)
当初は単にHamlの中でeach doを使う方法を記載したのみの記事でしたが、予想に反して意外と見られていたので、以下のリライトを施しました。
・行間など文面の修正
・関連するHaml記事のリンク追加
実施後、関連するHaml記事も読者が流れるようになったので、Hamlの使い方でお悩みの方は疑問をまとめて解消できるようになったのかなーと思います。
アップ当時は拙く短い記事でしたが、反応を見ながらより良い形にしていくことができた例だと思います。 今後も反応を観察しながら追記していきます。
アジャイル手法はブログに適しています
繰り返しになりますが、ブログは追記や書き直しがしやすいプラットフォームです。
書いて => コメントもらって => そのコメントに反応しつつ追記する
というサイクルを回すアジャイル的な手法と、ブログ執筆はめちゃくちゃ親和性が高いです。
(見出しは…画像は…言い回しは…)
と細部にこだわり始めたらキリがないので、50%程度、とにかく「言いたいことはわかる」くらいにざっくり大枠を作りましょう。
それを生産物としてリリースして、反応を伺いつつリライトして、徐々に質の良い記事にレベルアップしていくのが、ブログ大量生産への一つの方法かと思います。
まとめ
ということで今回は「アジャイル開発でブログを書くスピードを2倍にする」というテーマで書いてみました。
色々書いてきましたが、公開するまでの心理的ハードルを下げる ってのが本質ですかね。
ブロガーのスタートラインは300記事、みたいなことも言われているみたいですし、今回のアジャイル手法を利用しつつ、良質転化的に文章うまくなっていくと良いなあと思います。
目指せおもしろ高速ブロガー。
今回はここまで。
参考サイト
https://wa3.i-3-i.info/word134.html
↑IT系の方はかなりお世話になるサイト様。非常にわかりやすいです。